iDeCo(個人型確定拠出年金)のメリットとデメリット


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こんにちは。おにきち(@_onikichi_)です。

 

この記事ではiDeCo(個人型確定拠出年金)について説明していきます。

 

 

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは

 

 

 iDeCo?個人型確定拠出年金?さっぱりわからないよー!

 

漢字がいっぱい並んでるから難しそうだよね。

 

日本在住の20歳以上60歳未満の人なら、原則誰でも始めることができます。
「加入資格かんたん診断」を使えば、資格対象者かすぐにわかるので診断してみましょう。

 

www.dcnenkin.jp

 
 

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、

自分でやるかやらないか決められる私的年金制度です。

加入者が毎月一定の金額を積み立て(掛金を拠出するといいます)、

あらかじめ用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、

60歳以降に年金または一時金で受け取ることのできる制度です。

※60歳になるまで、引き出すことはできません。

 

60歳まで引き出せないのって困らない?

 

そう思うよね!でもiDeCoにはその分メリットもあるんだよ。

 

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)の3つのメリット

 

1.掛け金は全額控除

iDeCoの掛け金は全額所得控除に含まれるので、所得税と住民税が節税されます。

※毎月の掛け金が1万円で給料が20万円の人なら19万円分しか税金がかかりません。

 

2.利息・利益が非課税

通常、投資信託で運用した利益や定期預金に発生した利息は税金が引かれるが、iDeCoの場合はそれを支払わなくていいのです。

 

3.受け取る時も大きな控除

受け取るとき「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象です

iDeCoは原則60歳から3つの受け取り方があります。

1.一時金(一括受け取り)→退職所得控除の対象

2.年金(分割受け取り)→公的年金等の対象

3.1と2の併用

 

どれだけ節税効果があるか計算してみようー!

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めっちゃ節税効果あるじゃん!iDeCo始めなきゃー!

 

待ってー!デメリットもあるんだから聞いてー!

 

 

iDeCo(個人型確定拠出年金)の3つのデメリット

 

1.原則として60歳以降にならないと引き出すことができない

私的年金制度のため、引き出すことができてしまったら制度の意味がなくなってしまいます。引き出せないことを頭に入れておきましょう。

 

2.iDeCoは解約できない

厳しい条件をクリアできたら解約できるが、原則iDeCoは解約できないことを忘れないでください。

 

3.手数料がかかる

iDeCoの口座開設時や給付金を受け取る際に手数料が発生します。

あと『毎月口座管理手数料』というものが発生します。

手数料は金融機関によって異なるので注意しましょう。

 

iDeCoってやった方がいいのかわからなくなってきたんですけど。

 

向いてる人と向いてない人もいるからよく考えてからやったほうがいいね!

 

iDeCoに向いてる人

老後のためのお金を準備したいと考えている人

老後のためにお金を準備したいと明確な理由がある人であれば向いていると思います。

iDeCoは節税効果も高く、60歳までは引き出すことができないからです。

 

高所得者の人(お金に余裕がある人)

iDeCoで拠出した掛金は全額所得控除になるので、節税効果は、低所得者に比べて大きなものとなります。

お金に余裕があるなら、銀行に預けておくより自ら運用をしながら節税効果を得たほうがいいと思います。

 

 

iDeCoに向いてない人

 

収入が低い人

そもそも収入が低い人は所得税をあまり払っていないのなら節税効果も少ないためそれほどメリットにならない。

それに収入が低いなら掛け金を毎月払うだけでも大変です。

 

 

所得控除が既に多い人

例えば住宅ローンを組んでいる人は、住宅ローン控除というものを受けています。しかし、iDeCoのせいで住宅ローン控除の限度額を最大限まで使えなくなってしまうこともあるそうです。

 

 

お金に余裕があって明確な理由がある人はやったほうがいいんだね!

 

そうだね!余裕がないのにiDeCo始めちゃったら引き出したくても引き出せない状況になって自分で自分の首を絞めちゃうからね!

 

 

ご利用は計画的に!

 

 

 

 

iDeCoはいくらからできるの?

 

そういえばiDeCoっていくらからできるの?

 

それをまだ話していなかったね。説明していくね。

 

月額5,000円からはじめることができます。

それ以上積み立てたい場合は1,000円単位で上乗せできます。

しかし職業等によって上限金額が定められています。

 

 

職業 上限金額
公務員 月額1万2000円
※会社員(企業年金あり) 月額1万2000円・2万円
会社員(企業年金なし) 月額2万3000円
専業主婦(夫) 月額2万3000円
※自営業 月額6万8000円

 

※会社員の方…
企業年金の種類によって異なりますので、詳しくは確認下さい。


※自営業の方…

国民年金基金や付加保険料と合わせて6万8000円が限度となります。
国民年金保険料が未納の月は掛金を納めることはできません。

 

 

これも覚えておこう!

  • 掛金拠出の休止・再開はいつでも可能です。

  • 納付方法は、ご本人口座から引落し、または給与天引きが選べます。

  • 口座引落し日に残高不足の場合、その月は未納となります(追納は不可)。

  • 掛金の変更は、毎年1月~12月(引落しベース)までの間に1回だけ可能です。

 

iDeCoのことけっこうわかっちゃったぞー!

 

あっ!このWebラジオでもiDeCoについてちょっとお話してくれているから聴いてみてね!