ロボアドバイザーにはアドバイス型と投資一任型の2種類ある


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こんにちは。おにきち(@_onikichi_)です。

 

 

こちらではロボアド(ロボ・アドバイザー)について説明していきたいと思います。

 

 

ロボアドとは?

 

ロボアドとはロボアドバイザーの略称です。

投資に興味がある人ならロボアドという言葉を聞いたことあると思いますが、皆さんはどんなものかご存知ですか?

 

ロボアドって最近聞くけど何なのー?

 

人工知能(AI)が代わりに投資をしてくれたり、お手伝いしてくれるサービスだよ。

 

えー!?人工知能(AI)が!?でも難しくないの?

 

いや、むしろ簡単だよ。いくつかの質問に答えれば、あとは人工知能(AI)が資産運用の最適な配分をアドバイスしてくれたり、運用してくれるよ。

 

ロボアドには2種類ある


ロボアドには「アドバイス型」「投資一任型」の2つに分けることができます。

 

「アドバイス型」?「投資一任型」?

 

よくわからないよね。でも大丈夫!一緒に覚えていこうー!

 

アドバイス型とは

 

「アドバイス型(助言型)」のロボアドバイザーは、ユーザーのリスク許容度を診断し、資産運用の最適な配分をアドバイスします。

ユーザーは、アドバイス内容に基づき、自分で投資の発注や運用を行い、また、運用途中で資産配分を変更する必要が生じた場合は再配分を行います。アドバイス型の多くが無料で利用できるため、気軽に資産運用を始めたい投資初心者に向いているサービスといえます。

 

アドバイス型のメリットとデメリット


「アドバイス型」は、コストをかけずに始められるのが最大のメリットですが、時間のとれない利用者には負担になってしまいます。

なぜなら、自分で投資の発注や運用を行い、また、運用途中で資産配分を変更する必要が生じた場合は再配分を行わなければならないからです。

 

「アドバイス型」はAIが助言はしてくれるけど、やるのはすべて自分ってことだね!時間に余裕がある人なら「アドバイス型」はありだね!

 

投資一任型とは

 

「投資一任型」は、アドバイス型の内容に加え、投資を行う際の発注・運用、また、運用中の資産配分を最適な状態に維持するための調整(=リバランス)などを行います。

ユーザーは投資の発注や運用、また、運用途中における資産配分の変更などについて、自分で行う必要がなく、すべてロボ・アドバイザーに任せることができるのが特徴です。

手数料が発生しますが、投資信託と比べてもコストを抑えた運用をできるのが特徴です。

 

投資一任型のメリットとデメリット

 

「投資一任型」では、投資における実際の発注や運用、また、運用途中における資産配分の変更などの実践面まで行ってくれます。

ユーザーは、提案された内容で資産を運用しようとする場合は、運用金額を設定し、サービス提供会社と「投資一任契約」を結ぶだけで、ロボ・アドバイザーが資産の運用に必要な作業を行ってくれます。(リバランス)

 

しかし、投資一任型を利用するには手数料が必要になります。

手数料は預け資産の年1%前後となります。

100万円を預けるなら約1万円が手数料となります。

 

 「投資一任型」は、すべてAIがやってくれるから時間がない人にはおすすめだね。でも全部やってくれる代償として手数料が少し取られちゃうんだね。

 

どっちがいいの?

「アドバイス型」「投資一任型」を比較してみよう!

 

  アドバイス型 投資一任型 共通
メリット ・無料で利用可能
・資産運用の経験者や投資に知
見があるユーザーは、助言内容
を参考にユーザー自身の投資戦
略を反映させたポートフォリオ
を作成可能
・NISA(少額投資非課税制度)
が利用可能(一部例外あり)
・投資の助言に加え、実際の発
注や運用、また、運用途中にお
ける資産配分の変更などの実践
面まで全てを行う
・リバランスなど運用開始後の
アフターフォロー
・営業員が介在しないため、パ
ソコンやスマホで気楽に助言や
運用サービスを受けられる
・コンピュータが膨大なデータ
を基に処理を行うため、
正確性・客観性に優れている
・営業員が介在しないため、
サービス提供会社の営業方針に
影響され難い
デメリット ・忙しいユーザーや投資初心者
でも、自分で発注や運用、運用
途中での資産再配分を行う必要
がある
・預け資産の1%前後の手数料
が必要
・投資商品の選択、売買など
投資の醍醐味を味わえない
・NISA
(少額投資非課税制度)
が利用できない
・営業員が介在しないため、コ
ミュニケーションを通じたきめ
細かなサービスを受けるのが難
しい
・未だ発展途上にある技術サー
ビスのため、プログラムへの評
価が確立されていない

  

アドバイス型のロボ・アドバイザー

  

SMART FOLIO(スマートフォリオ)…(みずほ銀行)

・最低投資単位:1000円
・インターネットバンキング「みずほダイレクト」を同時契約することで、複数の投資信託の購入・解約などが一括注文できる機能を提供

 

投信工房…(松井証券)

・最低投資単位:100円
・運用開始後も見直しや資産配分のリバランスを提案

 

SBI-ファンドロボ…(SBI証券)

・最低投資単位:おすすめされたファンドにより異なる
・投資信託評価機関であるモーニングスター社による直近の高評価ファンドの中から、運用効率がよい商品を提供

 

 

投資一任型のロボアドバイザー

 

WealthNavi(ウェルスナビ)…(ウェルスナビ)

 ・最低投資単位:10万円
・申込件数23万口座以上、預かり資産1700億円超(2019年9月5日時点)と国内トップの規模・実績

 

THEO(テオ)…(お金のデザイン) 

・最低投資単位:1万円
・世界86の国・地域、1万1000以上の豊富な銘柄の中から、国際分散投資で長期資産の運用を行う。運用額に応じて、最大0.65%まで手数料が割引になる点が魅力

 

楽ラップ…(楽天証券)

・最低投資単位:10万円
・年率の費用は預け資産の0.702%と、ユーザーのコストを低く抑える

 

まとめ

アドバイス型投資一任型のロボ・アドバイザーは、他にもたくさんあるので気になるものがあれば調べてみましょう。

どちらもメリットとデメリットがありますが、自分に合ったサービスを利用するのが大切です。

 

気になるロボアドバイザーがあればよく比較・検討した上で決めよう。