こんにちは。おにきち(@_onikichi_)です。
こちらの記事は分配金コースはどっちにした方がいいの?
という疑問を解決していく記事です。
投資信託を買う時には、「受取型」と「再投資型」のどちらかを選ぶことになります。
初心者の方はこれはどっちがいいのか悩んでしまうと思いますので、
ここではこの2つの違いとどちらの方がおすすめなのかを解説していきます。
「受取型」と「再投資型」の違い
この2つの違いは配当が分配(入金)されるかどうかの違いです!
どういうこと??????
「受取型」…その名の通り、分配金を現金として受け取れます。
自分の口座に配当金が支払われます。
「再投資型」…受け取った分配金を現金にせず、そのまま同じ投資信託を追加購入し、利益を生み出すための元本にすることです。
つみたてNISA口座でなければ、配当が行われるたびに、約20%ほどの税金が掛かります。
正直どちらがいいかと言うと、「再投資型」です。
なので、迷うくらいなら「再投資型」を選びましょう!
再投資型を選ぶ理由
なんで「再投資型」がいいの?
「再投資型」の方が長期で増えるからだよ。「受取型」だと増えにくいんだよ。
?????
もし、投資信託を100万円購入し、
年間3万円の配当があったとします。(利回り3%)。
「受取型」の場合は、この3万円が自分の口座に入ってきますので、
翌年の投資信託保有額は「100万円」となります。
「再投資型」の場合は、3万円の配当は口座に入金されず、
そのまま同じファンドの買い付けに回りますので、
翌年の投資信託保有額は「103万円」となります。
この年の配当利回りが3%だとすると、
受取型と再投資型ではもらえる配当に違いが出てきますよね。
?????
わかりやすくお願いします!!!
それでは配当額の差を見ていきましょう。
受取型の配当額 | 再投資型の配当額 | |
---|---|---|
1年目 | 30,000円(元本100万円) | 30,000円(元本100万円) |
2年目 | 30,000円(元本100万円) | 30,900円(元本1,030,000円) |
3年目 | 30,000円(元本100万円) | 31,827円(元本1,030,900円) |
4年目 | 30,000円(元本100万円) | 32,782円(元本1,092,727円) |
5年目 | 30,000円(元本100万円) | 33,765円(元本1,125,509円) |
「受取型」と「再投資型」でこんなに違うのー!?
これを見ると「再投資型」の配当額と元本が増えていくのがわかるね!
それにくらべて「受取型型」は、同じ金額しか配当が入ってこないね。
そうなんです!!!
分配型は投資元本を増やすにはどんどん投資するしかないのです。
再投資型の場合は、配当で増えたお金を投資に回すことで、
元本が増え、さらに多くの配当を稼いでくれるんです。
これは「複利効果」と言います。
長期投資を続ければ続けるほど、期待できるリターンはどんどん増えていきます。
受取型にもメリットはある?
基本的には「再投資型」を選ぶことをおすすめしますが、
「受取型」にはメリットがないわけではありません。
「受取型」にはどんなメリットがあるの?
僕は使うことはないと思うけど、お金が有り余っている人なら「受取型」でもいいかもね!
例えば1億円の資産を持っているのなら、
「受取型」にしてしまうのもいいでしょう。
配当利回りが3%なら、
単純計算で、毎年300万円の現金が入金されることになります。
300万円あれば、十分生活していけますもんね。
なるほどー!!!それいいなー!!!!!
でも再投資型にしていればもっと資産が増えていくよ!個人的には生活に困っていなければ再投資だね!
まとめますと、
もともと長期投資をしようと思っているなら
分配金コースは「再投資型」一択ということです!
どんどん資産を増やしていきましょう!